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駐車場の看板作成で認知・誘導効果を高めるポイント

駐車場の看板作成で認知・誘導効果を高めるポイント

 

多くの人に駐車場を利用してもらうために使われるのが看板です。入り口付近だけでなく駐車場内にも多くの看板が設置してあります。

 

走行中、「空き」などの表示看板によって駐車場を発見することでドライバーたちは駐車場を利用していきます。駐車場があるということを認知してもらうことが、駐車場の利用率向上につながります。

 

駐車場に設置されている看板は、通りすがる人にも認知してもらいやすいようにたくさんの工夫が凝らされています。ここでは駐車場看板の効果と種類、看板の認知度と誘導効果をアップさせるために工夫すべき5つのポイントについて説明します。

 

目次

 

駐車場用看板の効果と種類

駐車場内や出入り口、駐車場の近くには様々な看板が設置されています。書かれている内容や看板の形は様々ですが、どれも重要な内容が書かれていることが多いです。ここでは駐車場にある看板はどういった目的で設置されているのか、駐車場看板によく使われる3つの形について説明します。

 

駐車場に看板を設置する目的

駐車場に看板を設置する目的

 

駐車場に置かれる看板は、以下のように重要なことを伝える目的で設置されているものが多いです。

 

・月極駐車場の利用案内
・駐車禁止や迷惑駐車の対策
・コインパーキングの利用案内
・番号や名前などの区画整理
・入り口や出口の案内
・駐車場への誘導案内
・防犯カメラの作動を認知させる防犯対策
・一時停止などの事故予防

 

 これらのように駐車場を利用する人にとって重要な内容が書かれたものが多いです。

重要な内容を伝えるためにも駐車場に設置する看板は目につきやすく伝えるべき内容が簡潔に伝わるものでなければなりません。

 

駐車場看板に使われる3つの形

駐車場でよく使われる看板の形は3つあります。

 

1つ目はプレート看板です。
プレートに文字が書かれていて、外壁やフェンスなどに設置するタイプの看板です。基本的に形は長方形ですが、縦横比やサイズを選ぶことができるため設置場所や看板の内容に合わせやすいです。

 

2つ目はスタンド看板です。
こちらは自立型であるためどこにでも簡単に設置することができます。様々な形状や大きさがあるため目的に合わせて選択することができます。

 

3つ目はコーンです。
こちらも床に置いて使用するタイプの看板です。駐車禁止、立ち入り禁止などの注意喚起や進路の誘導などに多く使用されます。基本的にどれも同じ形をしています。色やサイズを選ぶことができます。

 

認知・誘導効果アップ!駐車場用の看板作成5つのポイント

駐車場を利用してもらうためにはまず看板を発見してもらう必要があります。ただ看板のサイズを大きくしたからといってドライバーが看板を発見しやすくなるとは言えません。看板を発見し、内容を認知してもらうためには様々な工夫が必要です。ここでは看板のサイズ、素材、印刷方法、デザイン、設置場所の5つの工夫について説明します。

 

ポイント1:駐車場看板のサイズ

ポイント1:駐車場看板のサイズ

 

駐車場を利用してもらうためにはまず駐車場があるということを認知してもらう必要があります。大きさを選ぶ場合は認知してもらいやすさを考えてサイズを選びましょう。

 

一般的に看板のサイズは大きいほど認知してもらいやすいと言われています。駐車場の存在をアピールするには、遠目からでもわかるように入り口付近に大きな看板を設置することがポイントです。

 

 

ただし繁華街ではこの方法が逆効果になってしまうことがあります。繁華街のように駐車場の需要が高い場所は料金の安さを売りにする必要がありません。そのため料金が書かれた看板を目立つ場所へ設置してしまうと利用者はそこに駐車場があるということよりも駐車場代を意識してしまいます。こういったエリアでは料金看板をあまり目立たない位置へ設置したほうが良い場合があります。

 

ポイント2:駐車場看板の素材

駐車場看板に使用される素材はいくつか種類があります。ここではその中の3つを紹介します。

 

・塩ビ
塩ビの1 mm厚が多く利用されています。こちらは軽くて柔軟性に富んでいることが特徴です。フェンス得hの取り付けだけでなく窓やシャッターなど幅広く使用できる材料です。アルミ合板よりも安価です。幅広く使用できる素材です。

 

・アルミ合板
アルミ合板はプラスチックをアルミで挟んでいるものなので軽いです。硬さがあり反りもなく丈夫なのが特徴です。フェンスに取り付ければ腰があり綺麗です。

 

・軽量ターポリン
ビニールでできているため柔らかく軽い素材です。丸めて持ち運ぶことやガラスなどに両面テープで張り付けることもできます。使い勝手の良い素材です。

 

設置する場所によって看板の劣化速度は変わってきます。設置場所に考慮して素材を選ぶことで長く使用することができます。また、取替えの手間もなく長期的に認知・誘導効果を期待できます。

 

ポイント3:駐車場看板のデザイン

 看板のデザインによっても認知度や内容の伝わりやすさは変わってきます。伝えたい情報はたくさんあると思いますが、それらを全部書いてしまっては一番伝えたい情報が伝わりづらくなってしまいます。お店やサロンの店頭には商品やメニューなどが書かれた看板が置いてあることが多いです。通常、あれらはすべての商品やメニューが載っているわけではなく一番アピールしたい優先順位の高いものが書かれています。

 

このようにお客様に何を一番アピールしたいのかを絞る必要があります。看板は、通り過ぎる7秒手前で見つけてもらえなければ認知されず通り過ぎてしまうと言われています。目立つ場所へ設置して看板を見つけてもらい、7秒の間に伝えたい内容が伝わるように工夫しましょう。

 

まずは駐車場に関する何をアピールしたいのかをはっきりさせましょう。駐車場が開いているため利用してもらいたいという場合には空き」という文字をとにかく大きく載せるのが良いです。駐車場の上限料金の安さが売りなのであれば、1時間単位の料金は大きく載せずにアピールしたい上限料金を大きく載せるのが良いでしょう。

 

文字の大きさや文字同士の間隔も気を付けるべきポイントです。伝えたい内容を絞ったとしても、すべてが同じ大きさでは優先順位がわかりません。一番伝えたいことを一番大きく目立つように配置し、残りの文字は見やすいようにレイアウトしましょう。

 

看板自体の色と文字の色のバランスにも気を付けましょう。一番目立たせたい文字を黄色や赤などの目を惹く色にすることで一番にその文字を読む確率が上がります。また、看板自体の色を黄色や赤にすることで看板があることをアピールすることもできます。看板を設置する場所の色との兼ね合いも考え、なるべく多くの人の目に留まるように工夫しましょう。

 

しかし、あまりにも目立つ色で大きな看板を設置することによって近隣からクレームが出る可能性もあるため、注意しながら配色しましょう。

 

ポイント4:駐車場看板の印刷方法

 看板の印刷方法ごとの違いや特徴について説明します。

 

・インクジェット印刷
こちらは枚数が少ない場合によく使用されます。写真やグラデーションなど細かく繊細な色彩表現をするのに適した印刷方法です。デザインが何種類もあり、色数が多いのが特徴です。

 

・シルクスクリーン印刷
同じデザインを大量に印刷するのに適した印刷方法です。色数が少なく、デザインに写真やグラデーションが使われていない場合によく使用されます。

 

色数を少なくして一定の部分だけ目立たせたいのか、鮮やかな色彩にして人目を引きたいのかなど目的によって適切な印刷方法を選びましょう。

 

ポイント5:駐車場看板の設置場所

 看板をどこに設置するかで、人から認知してもらえるかどうかが大きく変わってきます。

 

デザインの項目でもご説明したように、ドライバーや歩行者が看板を認知するためには7秒手前の位置に来るまでに発見される必要があります。7秒手前の位置に来た時点で発見されなければ内容を認識せず通り過ぎてしまう可能性が高いのです。ドライバーにとっての7秒手前とは、時速40kmで走行している場合80m手前です。そのため80m手前に来るまでに発見してもらえるように工夫をしなければなりません。

 

発見してもらいやすい工夫の1つとして、「進行方向に対して直角に設置する」という方法があります。前を見て進行している車に対して直角に設置するということは、看板がドライバーの方を向いていて文字が読みやすいということです。駐車場を探している場合、7秒前までに看板が目に入り駐車場があるということさえ認知してもらえれば、後は料金案内などを読んでもらうことができます。

 

遠くからでも発見してもらうために可読性を意識することも大切です。可読性とは、遠く離れていても書かれた文字が読めるかどうかということです。80mかそれ以上離れている状態からでも、ここはパーキングエリアですと伝わるよう可読性を意識しましょう。

 

まとめ

 駐車場看板を認知してもらい多くの人に利用してもらうために以下のことに気を付けましょう。

 

・駐車場に設置される看板は利用者にとって重要な内容である場合が多い
・プレート看板、スタンド看板、コーンの3つが駐車場でよく使用される
・駐車場を利用してもらうためにはまず看板を発見し認知してもらう必要がある
・看板認知のためにサイズ、素材、デザイン、印刷方法、設置場所を工夫する

 

以上のことを意識して、見やすく発見しやすい看板を製作しましょう。