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のぼり旗のデザインのコツを知ろう!のぼりで避けるべきデザインとは

のぼり

看板には、さまざまな種類があります。お店のメインになる看板や、袖看板など経営側のニーズや戦略に合わせて選択できるのが、看板です。そのなかでも、のぼり旗は比較的簡単に取り入れやすいものです。

のぼり旗の効果として、店舗の集客率に繋がるというのがあります。確かに、お店の前にあるのぼり旗は、目を引きますし、遠くからでもお店の存在がわかりますよね。お店に来てもらうには、まずお店や商品の存在を知ってもらうことから始まるので、のぼり旗の利用価値は高いと言えます。店舗やオフィスなどにとって、取り入れやすい、集客効果も得られるというメリットは嬉しいですよね。

今回は、のぼり旗をデザインするときのコツを中心に、ご紹介していきます。

のぼり旗を取り入れるメリット

今日は何を食べようかな?と友人とお店探しをしている時、あなたは何を見てお店を決めていますか?お店の前を通りがかった時に、ロゴや外観を見ただけではどんな雰囲気のお店なのか、どんなメニューがイチオシなのか分かりませんよね。

そんな時にふと視界に入ったのぼりに、「○○パスタ」「○○パン」「○○食べ放題の店」「税込○○円」と大きく目立つように書かれていると、思わず見てしまいませんか? また、そののぼりにプリントされている美味しそうな料理写真が、お店を選ぶ決め手になることも多いと思います。

お店をアピールする為の集客ツールは色々ありますが、その中でものぼりは非常にコストパフォーマンスの良い集客ツールと言えます。比較の為に、他の集客ツールの特徴を見てみましょう。

・チラシ・・・お店の存在を知ってもらうアピールには適していますが、チラシを多く刷る場合はその分印刷費と配布の人件費がかかります。

・電光掲示板・・・通りからも目立ち多くの情報を伝えられますが、その分ランニングコストもかかります。

そして、のぼりを使用した場合、一度のぼりを作ってしまえばあとは店頭に配置するだけです。通行人の方々へ休むことなくお店のアピールをしてくれますし、非常にローコストです。

目立つのぼり旗を考えよう

では、のぼりを作るならどんなのぼりが良いのでしょうか?他店より目立って、かつ魅力的なのぼり旗を作るためのポイントを考えてみましょう。

・のぼりの色は、薄い色より濃い色を使うべき

のぼりを目立たせる為には、何より周りから際立って見えることが大切です。薄い下地に薄い文字では、遠くから見ると何が書いてあるのか非常に見づらくなってしまいます。例:薄いピンクの生地に白の文字など

・色のコントラストでインパクトを持たせる

また、色の組み合わせも重要です。生地も文字も同じような色では印象がぼやけてしまいますし、アピールしたい最大のポイントが埋もれてしまいます。そこで思い切った色の組み合わせをすると、双方が互いを際立て人目を引くのぼりのデザインが出来上がります。

人間の注意を引く色として、赤や黄色が信号に使用されていますよね。色にはそれぞれイメージがあり、優しいイメージを抱かせたいならピンク、さわやかなイメージをアピールしたいならブルーというように、のぼり一つの中に多くの情報を詰め込むことも可能ですよ。

色のマンセル値や、色相・色の明るさを示す明度や彩度などをバランスよく計算した上で、のぼり作成のプロは効果的かつ色彩鮮やかなのぼりを作成することもできます。

どんな色を基調にするのか?配色の選び方ひとつで、ガラッとイメージが違ってきます。その上、通りを行くお客様からの視認性もバッチリなら言うことないですね。

文字にはメッセージを込める

具体的なのぼりの色のイメージが出来上がったら、のぼりの文字にあなたの一番伝えたいメッセージを込めましょう。最もお客様に見てほしい部分を、のぼりの目立つ場所へ配置します。

「こだわりの○○」「手作り○○」のようにメニューの良さを伝えたい場合は、商品のイメージに合わせてフォントを選ぶと良いでしょう。ガツンと大盛りの男性向けメニューであれば、迫力のあるフォントでお客様の目に留まりますね。ヘルシーな女性向けメニューであれば、女性が好む柔らかい印象のフォントがデザインにマッチしますね。

のぼりに使用できるフォントの種類は非常に数が多いので、ご自分の希望通りのイメージで仕上げるためにはフォントの選択は重要です。また、アピールしたい内容ごとにフォントのサイズやバランスを変えて配置すると、それぞれの文字が存在感を持って宣伝をしてくれます。

大きなフォントで「とんこつ」とメインの文字を載せた下に、小さなフォントで「○○から直送の自家製麺」というように、お互いの文字を活かし合う配置をすると、お客様は二重のメッセージを受け取ることができます。

小さな文字でも「忘年会承ります」の文字がのぼりにあると、思わず「年末はここで忘年会やろうかな?」というように、きっかけ作りに大いに役立ちますよね。

のぼり旗で避けるべきデザイン

のぼりを作るのであれば、とにかく目立つものを作れば良いのかな?いえ、のぼりを作る際にも注意する点、避けるべきデザインなどがあります。どんなデザインを避けた方が良いのでしょうか?

・周囲に埋もれてしまうデザイン

のぼりを置く場所が生垣の前だった場合、同系色の緑でのぼりを作ったとしたら、背景に馴染んでしまって目立ちませんね。のぼりの背後が緑なら、その対照的な色として黄色やオレンジを選ぶなど、場所に合ったデザインにした方が良いでしょう。

アーケード内にお店があり、アスファルトの地面に置く場合もデザインの色が暗すぎると目立ちにくくなってしまいます。

・ゴチャゴチャしすぎたデザイン

伝えたいことをたくさん詰め込みすぎると、まとまりのないデザインとなってしまいます。また色合いを派手にし過ぎると、全体的に安っぽい印象で仕上がってしまいます。伝えたいポイントを絞って、内容やアピールポイントが伝わりやすいデザインにしましょう。

・競合店との見分けがつきにくいデザイン

のぼりのデザインに個性が無さすぎると、どこのお店だったかな?とお客様の印象に残りづらいことがあります。よく見かけるスタンダードなのぼりも良いですが、何かポイントとなる部分をのぼりに取り入れましょう。

のぼり2

まとめ

のぼりを作成する上で注意すべきポイントはいくつかありますが、色合いやフォント・イラストなども効果的に合わせて使用すると、非常に優秀な宣伝ツールとして活躍してくれます。のぼりの作り方は、そのままお店のイメージ作りとも言えます。

シンプルながらその宣伝効果は大きく、集客で大いに役立ちますよ。看板製作のプロにより製作されたのぼりは、文字通りあなたのお店の看板となってくれることでしょう。