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袖看板(突出看板)|製作費用&LED等の商品種類&設置の注意点を紹介!ビル・店舗に突き出したサインで集客向上!

袖看板とは

袖看板(突き出し看板)は、ビルや店舗などの建物の壁面から突き出して設置される、集客に効果的なサインです。

ここでは、そんな袖看板のより具体的な効果や種類、また価格などをご紹介します。設置前に知っておきたい注意点にも触れるので、これから製作して取り付けようと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

なお、袖看板を設置する際には、当サイトの看板110番にぜひご相談ください。本体制作に加えデザイン作成、取付施工までまとめて対応することが可能です。

ご相談・お見積もり無料!

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袖看板の制作:33,000円(税込)~

なお、袖看板の設置を考えている方のなかには、これから店舗の開業を考えている方も多いでしょう。ただこの場合、看板のことだけに目を向けているわけにはいきませんよね。

そのような方は、同じく当社が運営する開業準備110番をご利用いただく方がメリットが大きいです。こちらでは、店舗の開業に関するレジの設置やネットの開通、防犯カメラの設置など、必要となるもろもろの整備をまとめてお任せいただくことができます。また、看板設置とまとめてご依頼をいただくことで、最終的にお得に済む、なんてことも。

以下からご相談をいただけますので、まずは一度お電話ください。

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1.袖看板(突き出し看板)とは|概要とサイン設置の効果

袖看板の効果

「袖看板(突き出し看板)ってそもそもどんなサインなの?」「袖看板って設置することで具体的にどんな効果があるの?」

袖看板に対して、このような疑問を持っている方もいることでしょう。そこでまずは、そんな袖看板の基本についてご紹介していきます。

ビル・店舗の壁面から突き出して設置される看板

袖看板とは一般的に、ビルや店舗などの建物の壁面から突き出して道路に対して垂直に設置される看板のことを指します。商店街などで見かけることの多い看板、というとイメージしやすいのではないでしょうか。

なお袖看板と呼ばれることには由来があり、設置された状態が着物の袖のようである、ということからきているそうです。また上記のように設置されることから、突き出し看板とも呼ばれます。

そんな袖看板は、「サインを設置したいけど場所がない!」「店舗が1階ではないけどサインを設置したい!」、という場合でも場所を問わず利用できるということが強みです。なお、場所を問わず設置できる、ということ以外にもじつは大きな効果があります。

視認性が高く集客を期待できるサイン

袖看板は、カフェやバーといった飲食店などに多く採用されている看板のひとつでもあります。ではなぜ、袖看板がこのような店舗に多く利用されているのでしょうか。それは、歩行者や車からの視認性が高く集客に効果的なサインであるためです。

袖看板は、建物の壁面から突き出して道路に対し垂直に設置されています。よって、表示面を建物の正面から見ることはできませんが、歩行者や車からはしっかりと見ることができるのです。また、歩道や道路に向かって突き出しており障害物などに遮られることがないため、遠くからでも看板を確認することができます。

つまり袖看板とは、多くの人の目につきやすいサインである、ということ。そしてこれによって、ビルや店舗などにおける集客アップが期待されるのです。

袖看板の製作から設置施工は「看板110番」への依頼がおすすめ

袖看板の概要、また効果について知ったところで、「利用してみよう!」、と考える方も多いでしょう。しかし同時に、「どこに製作や設置を依頼すればよいのか?」、と悩んでしまう方もいるかもしれませんね。

そんなときは、当サイトの看板110番を利用することがおすすめですよ。

看板というものはそもそも、本体となる商品を選んでデザインを決めて、実際に製作をして設置するために取付施工をおこなう、というステップが必要となります。そんな少々面倒に感じるステップですが、看板110番であればまとめて対応することができるのです。

また看板110番では、お問い合わせを24時間365日受け付けているため、いつでもご依頼をいただくことができます。飲食店などを経営されていて、「深夜帯にしか連絡が取れない…」、という方でも安心してご利用いただくことができるのです。

さらに、現地調査をしっかりおこなった上での見積りは無料となっています。そのため、「袖看板の設置を考えているんだけど…」、という方はまずは一度看板110番へご相談ください。

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2.袖看板(突き出し看板)の種類|形状・電飾や照明

袖看板の種類

数あるサインのひとつの袖看板(突き出し看板)ですが、じつはこのなかにもさまざまな種類があります。ここではそんな袖看板の種類を、形状と電飾や照明という2点からご紹介していきますね。

形状|丸型・四角型・アイアンサインタイプなど

まず形状ですが、袖看板には大きく以下のような種類があります。

袖看板の基本的な形状種類

・丸型

・正方形型

・長方形型

丸型の袖看板はその形状から、可愛らしさやおしゃれさを見る人に印象付けることができます。実際に、カフェなどで利用されているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

逆に正方形型の袖看板は、丸型よりはかっちりとしており、上品な印象を与えることができます。カフェなどはもちろん、美容院などでも利用されることが多いようです。

長方形型に関しては、多くのもので丸型・正方形型よりもサイズが大きくなるため、必然的に表示面も大きくなります。そのため、より視認性を重視している場合におすすめの形状といえるでしょう。

なお上記の種類のほかにも、アイアンサイン、というタイプのものも袖看板の形状のひとつとしてあげられます。これは名前のとおり鉄のプレートの袖看板で、「よりおしゃれな雰囲気を出したい!」、という場合におすすめです。

また、「OPEN/CLOSED」というように店舗などにおいて開店と閉店を知らせるために利用するのもよいでしょう。なお、このアイアンサインタイプの袖看板の実際の形状は、エンブレム型・丸型・四角型など非常にさまざまなものがあります。

電飾や照明|LED・蛍光灯・点滅タイプなど

袖看板は視認性の高い看板であるとお伝えしましたが、電飾や照明が装備されていれば夜間でもより目立たせることが可能です。なお、そんな袖看板の電飾や照明は内照式のものが多く、これには大きく以下の種類があります。

袖看板の電飾や照明の種類

・蛍光灯

・LED

蛍光灯は、袖看板の照明として古くから使われている基本的なものです。

そんな蛍光灯は、比較的安価なため袖看板の電飾として今でも多く利用されています。なお、寿命が3年~5年程度といわれており、そのタイミングで交換が必要な照明であることは頭に入れておくようにしましょう。

一方、近年徐々に普及し始めているのが、LEDです。

こちらは、初期費用が蛍光灯と比較すると少々高いという点に注意が必要となります。しかし、LEDは電気代の節約にもなり、かつ10年以上と長持ちすることから交換頻度が蛍光灯よりも少なく済むため、メンテナンスが非常に手軽です。

なお、LEDの利用は政府からも推奨されていることをご存知でしょうか。これは、国際条約の水俣条約が関係しています。

この条約は、水銀が人体に被害を与えることを低減させることを目的に定められたもの。一見関係なさそうに思えますが、じつはその水銀は蛍光灯に使用されていることがあるのです。そのため、政府からはLEDの利用が推奨されているのです。

また、実際に上記のことに伴って、工場や倉庫といった場所ではすでに蛍光灯からLEDへ移行するという動きがあります。このことからも、今後は蛍光灯が減っていくことが予想されるでしょう。

このような背景もあるため、袖看板の内照式の電飾や照明としてはLEDを利用する方がよいといえるかもしれませんね。

ちなみに、袖看板の電飾としては内照式ではなく、周りに点滅する電球をつけた種類の照明のものもあります。この種類のものは電球が点滅するため、より目立たせることが可能ですよ。居酒屋などで目にするタイプ、というとわかりやすいかもしれませんね。

このように、袖看板にはさまざまな電飾や照明の種類があります。店舗のイメージなどを考慮して、形状を含めどのような種類が適しているのか考えてみてくださいね。

3.袖看板(突き出し看板)の素材|商品を製作するならチェックしよう

袖看板の素材

袖看板(突き出し看板)は形状、また電飾や照明といった見た目以外にも種類わけをすることができます。それが、どのような素材で作られているのか、という点。

なお、この素材によって適したサイズや強度が変わってきます。そのため、袖看板の利用や商品の選択を検討している場合は、この素材に関してもしっかりと確認しておくことが大切です。

以下で詳しくご紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

アクリルタイプ

袖看板の素材としてまずあげられるのが、アクリルです。

このアクリルタイプの袖看板は、まわりにフレームがついていません。そのため、このタイプの商品はシンプルでありながらも表示面を目一杯使うことができるというメリットがあります。また、価格に関しても比較的安く済ませることが可能です。

ただし、デメリットもあります。それが、強度があまりない、ということ。フレームをつけないで強度を持たせようとすると、袖看板自体を大きくする必要があるのです。そのため、小型のサインとして使われることが多いタイプとなります。

アルミタイプ

アルミタイプは、袖看板商品としてメジャーな種類のひとつです。

これはフレームの素材がアルミとなっており、そのことから一定の強度を持っています。そのため、サイズに関しては小型~大型のものまで、比較的融通の利かせやすいタイプです。

また前述のアクリルタイプ、後述するステンレスタイプ・スチールタイプと比較すると、強度・軽さ・価格という点から見たときにバランスの取れた種類といえます。

ステンレスタイプ

袖看板のフレーム素材としては、ステンレスタイプの商品もあげられます。

このタイプの袖看板の最大のメリットは、耐腐食性です。ステンレスはサビてしまうことがないため、袖看板をきれいな状態で保つことができます。

またしっかりとした強度を持っているため、サイズに関して万能であるという点もメリットのひとつといえるでしょう。ただし、価格が高くなってしまうという点がネックです。

スチールタイプ

スチールも袖看板商品において、フレーム素材として使われます。

スチールタイプの袖看板も、ステンレスタイプ同様しっかりとした強度を持っており、サイズが万能です。しかし、耐腐食性に関しては注意が必要となります。

というのも、スチールという素材はサビてしまうことがあるため。サビ防止としてあらかじめ手入れを施していても、数年経過するとどうしてもサビてしまうのです。

また、前述のとおり強度はありますが、その分重量が重くなってしまうという点にも注意が必要となります。重すぎてしまうと、そもそも取付施工ができないという場合もあるのです。

最適な袖看板にするなら…

ここまでで見てきたように袖看板は、形状また電飾や照明、さらに素材というポイントで種類をわけて考えることができます。そのため最適な袖看板を設置するためには、これらを総合的に判断しなければいけません

しかし、これを自分だけでおこなおうとすると難しいでしょう。場合によっては、店舗において集客にあまり効果的ではない袖看板になってしまった、設置した袖看板がすぐ壊れてしまったということにもなりかねません。

そこで頼りになるのが、プロの看板業者です。数多くの袖看板に触れてきたプロの看板業者であれば、その経験から最適な種類を選ぶことができるでしょう。

なお当サイトの看板110番では、そんなプロの看板業者のアドバイスをもらいながら最適な袖看板を製作、そして設置することができますよ。袖看板の製作、そして設置に失敗したくないという方は、ぜひ一度ご相談ください。

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4.袖看板(突き出し看板)の価格|本体製作料金・デザイン費用・設置費用

袖看板の費用

袖看板(突き出し看板)を利用する上では、「いくらくらいかかるのだろうか?」、と費用のことが気になるという方も多いでしょう。そんな袖看板においてかかる費用は、大きく以下のようにわけて考えることができます。

袖看板の費用

①本体価格(製作費用)

②デザイン費用

③設置費用

では実際に上記の各項目では、どれくらいの料金となるのでしょうか。以下でそれぞれ見てみましょう。

本体価格(製作費用)

本体価格は、名前のとおり袖看板そのものの商品料金です。なおこの料金は、袖看板のサイズや素材、また前述でご紹介した電飾や照明の有無や種類などによっても大きく変動します。

袖看板の基本の形状となる、丸型・正方形型・長方形型の本体価格(製作費用)の例は以下のとおりです。

本体価格(製作費用)例
丸型(φ600) 約45,000円~65,000円
正方形型(900×900) 約70,000円~約100,000円
長方形型(W450×H1500) 約70,000円~約90,000円

※当サイトが独自に調査した平均概算となります。アクリル面板・アルミフレームという条件かつ印刷代込で計算しています。価格は変動することがあります。

上記で例としてあげているサイズは、比較的小型のものとなっています。サイズが大型のものになるほど当然価格も高くなるので、この点は頭に入れておくようにしましょう。

ちなみに電飾に関してですが、蛍光灯とLEDという照明とでは小さめのサイズでも20,000円以上、大きなサイズとなると50,000円ほどの差となることもあります。

デザイン費用

袖看板を製作する上では、印刷するデザインが必要となります。このデザインに関して、自分で作ることができる場合はとくに費用はかかりません。

しかし、「自分で作ることができない!」「よりしっかりとしたデザインの袖看板を設置したい!」、といった場合には作成を依頼することになるでしょう。そんなデザインの作成を依頼する際にかかるのが、デザイン費用です。

なお、デザインというものは当然決まったものはありません。そのため、これにかかる料金はケースバイケースとなるのです。それでもデザイン費用が決定されるポイントはあります。それが、デザインの複雑さ、です。

とはいえ、「複雑さによってどれくらいデザイン費用に差があるの?」、と疑問を持たれる方も多いでしょう。そこで、おおよその基準を以下で解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

デザイン費用例
文字だけなどの簡単なデザイン 約3,000円~5,000円
文字にイラストが追加されたデザイン 約8,000円~15,000円
文字とイラスト、さらに写真の加工といった複雑さの増したデザイン 約20,000円~

※当サイトが独自に調査した平均概算となります。費用は変動することがあります。

設置費用

袖看板が完成したら取付施工をするわけですが、この作業に関しても費用がかかります。ただ、袖看板の設置費用がいくらになるのか、結論からいうとデザイン費用同様これもまたケースバイケースです。

というのも、

  • ・どのような場所に取り付けるのか
  • ・取付作業時にどれくらいの人手を必要とするのか
  • ・高所作業車や足場を必要するのか
  • ・取付作業時に道路を使用するのか
  • ・単に設置するだけでなく電気工事も必要とするのか

、などのようなさまざまなポイントによって料金は変動するため。

とはいえ、上記のポイントのなかでも代表的なものに関してのおおよその費用はお伝えすることができます。それが、以下のとおりです。

設置費用(代表的なポイント)
取付作業費・施工費(いわゆる人件費などのこと) 約30,000円~
電気工事費 約30,000円~
高所作業車費 約30,000円~50,000円
足場費 約20,000円~

※当サイトが独自に調査した平均概算となります。費用は変動することがあります。

なお、ケースバイケースとお伝えしたように、上記のほかにも資材費や警備員を必要とするならその料金、また作業車の交通費などが追加で必要となる場合もあります。そのため本体価格(製作費用)・デザイン費用を含め、袖看板の取付施工までにおける具体的な費用を知りたい場合には、やはり見積りを取ることがおすすめです。

なお、この見積もりを取る上でも料金が発生するケースもあるようです。また現地を実際に見ての見積もりとなると、現地調査費用が発生することも。

しかし当サイトの看板110番では、これらは無料です。そのため、「とりあえず袖看板の見積りの依頼をしたいんだけど…」、という方はまずは一度看板110番へご相談ください。

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5.袖看板(突き出し看板)の点検|設置したらおこなうのが義務

袖看板の点検・メンテナンス

袖看板(突き出し看板)を設置したあとはそのまま放置しておいて大丈夫、というわけではありません。とくに袖看板は、屋外に取り付けられるサインです。そのため、時間が経過すると劣化してしまいます。

そしてそれが原因で、袖看板が落下してしまうことも。場合によっては、人にケガを負わせてしまうこともあるのです。なお、もしこのようなトラブルが発生すると、その袖看板の占有者(看板を使用する店舗・企業)が業務上過失致死罪に問われたり賠償責任を負ってしまったりすることもあります。

このように、他人にケガを負わせたり自分が罪に問われたりしないようにするためには、設置後に袖看板をしっかりと点検することが大切なのです。なお、この袖看板を含めたサインの点検に関しては、平成27年2月に札幌市で起こった看板落下事故によって強化が図られています。

札幌市の看板落下事故
平成27年2月、札幌市でビルの壁面に設置されていた看板の一部が落下して、歩いている女性の頭に直撃した。女性は重体となる大ケガを負った。

この事故によって、看板の安全性に対してより力を入れるために、国土交通省では屋外広告物条例ガイドラインを改正しているのです。

なお袖看板を含めたサインの点検は、大きさが4mを超えるものに適用されます。また、屋外広告物許可申請が提出してあるサインは更新時に点検をおこなわなければいけません。そしてその点検結果は、報告書として各都道府県の知事に提出することが義務付けられています。さらにこの点検は、屋外広告士などの有資格者におこなってもらわなければならないのです。

なお看板のなかには、大きさが4mを超えず、さらには屋外広告物許可申請を必要としないケースもあるかもしれません。この場合は、点検などの義務の対象とはなりません。しかし、だからといって放置したままにしておくことは袖看板の落下や事故につながるおそれがあります。

そのため、メンテナンスなどはしっかりとおこなっておくようにしましょう。ちなみに、このメンテナンスとして点検などを業者に依頼するという選択肢もあります。小型の袖看板などの点検であれば、50,000円前後という料金でおこなってもらうことが可能なようですよ。

問題が起きてからでは遅いので、日頃から点検・メンテナンスをおこなって、その結果に応じて修理や撤去をするなど、安全面に対してはきちんと考慮しておくようにしましょう。

6.袖看板(突き出し看板)の設置の注意点|知っておきたい法律・条例

看板設置で注意すべき法律

袖看板(突き出し看板)を設置する上では、いくつか注意点があります。それが、サインの設置に関しては法律でルールが定められている、ということです。

じつは看板を設置する際には、「屋外広告物法」「建築基準法」「道路法・道路交通法」、という3種類の法律が大きく関係してきます。そこでここでは、そんなサインの設置における注意点として、これらの法律でどのようなことが定められているのかをご紹介していきます。

屋外広告物法

まず屋外広告物法に関してですが、これは多くの看板に当てはまる法律となっています。これは、景観の成形や風致の維持、公衆に対しての危害防止を目的に屋外広告物の表示や掲出に規制を設けている法律です。

なお、この法律をもとに各都道府県では屋外広告物条例というものを定めており、実際にサインを設置する上ではこちらが大きく関係してくるものとなります。

というのも各都道府県の屋外広告物条例では、そもそも看板の設置をしてもよい場所、いけない場所が定められていたり、看板の設置可能な面積が決められていたりするため。なおこの面積に関しては、サイズによっては屋外広告物許可申請が必要な場合があるのです。また、サイズだけでなくデザインや色、LEDやネオンといった電飾や照明などに対しても規制が設けられることもあります。

ただし、この屋外広告物許可申請が必要か否かは、各自治体によって異なるため注意が必要です。サインの取付施工を考えているなら、その地域では上記のような項目に対してどのようなルールが定められているのかなどを、事前に調べておくとよいでしょう。

建築基準法

前述でも触れましたが、看板の大きさに対してはもうひとつ、建築基準法という法律も関係してきます。これは簡単にいうと、安全面に対してのルールです。

この法律でサインに対して定められている内容は、高さが4mを超えるものに関しては工作物として認められてその看板を設置する上では工作物の確認申請が必要となる、というもの。

この申請においては、安全性の取れた強度となっているのかといった構造計算、また燃えやすいような素材が使われていないかなどの確認もおこなわれます。なお、この工作物の確認申請が許可されて実際に看板の取付施工をしたあとは、完了検査というものもおこなわなければいけません。

工作物の確認申請に関しては提出に必要な大切な書類がいくつかあるため、しっかりと確認を取っておくようにしましょう。

道路法・道路交通法

「看板の設置で道路法・道路交通法がなぜ関係してくるのか?」、と不思議に思われる方もいるかもしれませんね。なお、本記事のテーマでもある袖看板に関しては非常に関係性が高いのです。

というのも、袖看板は歩道や道路に突き出して設置されるサインでした。これは、歩道や道路の上空を占用している、つまり使用しているという状態になります。

このときには、道路法・道路交通法の影響を受けて、道路占用許可申請が必要となるのです。

なお、道路占用許可申請にて許可を得られるかどうかは、大きくふたつのポイントによって決まります。それが、以下のとおりです。

道路占用許可申請の要否ポイント

・道路・歩道に越境する出幅

・路面から看板までの高さ

なお、歩道がある場合とない場合とでは基準が異なったり、景観のために特別な規制が設けられていたりすることもあります。そのため袖看板を設置する際は、事前に基準値をしっかりと確認しておくようにしましょう。

7.袖看板(突き出し看板)の耐用年数|会計処理のときのために知っておこう

袖看板の耐用年数

前述では袖看板の設置にあたっての注意点として、関係してくる法律についてご紹介しました。なお、じつは袖看板の設置にあたっては他にも知っておきたいことがあるのです。

それが、会計処理で関係してくる袖看板の耐用年数について。

耐用年数とは?

資産計上できる年数のこと

価値の寿命を示すもの

場合にもよりますが看板というものは、会計処理をおこなう際には固定資産として計上することになります。つまり、減価償却をおこなうということ。そしてこのときに関係してくるのが、耐用年数なのです。

そもそも減価償却とは、購入した費用を分割して経費計上するというものになります。これによってその分割期間は利益を減額して計上することになるわけですが、これにより法人税を抑えられるというメリットがあるのです。

そして、この減価償却をおこなう際に大切となってくる分割期間はものごとに決められており、これが耐用年数ということになるのです。では袖看板の耐用年数は、どのように設定されているのでしょうか。それが、以下のとおりです。

袖看板の耐用年数

金属製:18年

その他:10年

袖看板は、すでにお伝えしているとおりビルなどの壁面から突き出すように設置される看板です。そのため資産区分としては、建物附属設備となります。そして耐用年数は、上記のようにこの資産区分に従って10年、また18年となっているのです。

実際の会計処理の際には困らないように、この袖看板の耐用年数についてはしっかりと覚えておくようにしましょう。なおこのことについてもっと詳しく知りたいという方は、「看板の耐用年数とは|各サインの年数・減価償却について&会計処理時の勘定科目・店舗での集客アップのポイント」、もあわせてチェックしてみてくださいね。

8.まとめ

袖看板の設置は、飲食店などの店舗においてその視認性の高さから集客に非常に効果的です。ただそんなこのサインですが、設置にあたっては形状・電飾や照明・素材などに種類がある上に、具体的な費用というのはケースバイケースとなっています。

またデザインを考えなければいけなかったり、そもそも法律を考慮しなければいけなかったりと、さまざまな面に注目しなければいけません。なおそんな袖看板のことに関しては、当サイトの看板110番へご相談ください。

看板110番では袖看板の製作にデザインの作成、そして取付施工という設置までまとめて対応することが可能です。また気になる費用も、現地調査込みでの見積りに無料で対応しています。「法律についてよくわからない」、という場合でもご相談自体も無料となっているので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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なお、とくにこれから飲食店といった店舗を開業する方には、同じく当社が運営する開業準備110番をご利用いただくことがおすすめです。

開業準備110番では、看板についてはもちろん、他に必要となるレジの設置やネットの開通、また防犯カメラの設置などを一括で手配することができます。また、看板のことだけでご依頼いただくよりも、このようにまとめてお任せいただくことでお得なご案内も可能です。

以下からご相談をいただけますので、まずは一度お電話ください。

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