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看板の落下事故はこう対応します!|保険から賠償責任まですぐわかる

 

看板の落下や事故で通行人や近隣に被害を与えてしまった場合の事故は状況によって誰が賠償責任を持つのかが変わってきます。

また、示談を最初にしてしまうのは厳禁です。

まずは状況を確認し、警察と保険会社に連絡しましょう。落下した看板の修理は看板110番にご依頼ください。

 

看板の落下事故は誰の責任?

 

看板の落下事故は誰の責任?

 

看板の落下事故は、事故の原因によって責任の所在が異なります。まずは誰が責任を負うか把握しておきましょう。

 

店舗の借主が事故の責任を負うケース

店舗で設置した看板は、設置した店舗が責任を持つ必要があります。

袖看板や、ポール看板といった建物に取り付けた看板も、店舗で設置した場合は責任を負わなければなりません。

など台風など災害による二次災害でも負担する必要があるので注意しましょう。

また、店舗を借りる前から元々設置されていた場合も責任を負わなければならないケースがあります。

契約書に責任の所在が明記されていない場合は借主が負担になりますので注意しましょう。

 

建物の貸主が事故の責任を負うケース

自分で設置した看板ではなく、建物に元々設置されていた看板、つまり貸主が所有、管理している場合は貸主が責任を負います。

また、電気系統や支柱も建物の設備扱いになり、貸主が責任を負うケースもあります。

 

看板の施工業者が事故の責任を負うケース

「看板のネジが足らなかった」「規則を超える大きさの看板を設置していた」など、看板を設置した業者のミスが原因である場合は、施工業者の責任となります。

 

事故の対応と保険金の申請はどうすればいい?

 

 事故の対応と保険金の申請はどうすればいい?

 

実際に事故が発生した場合、まずは被害を与えてしまった方への対応をおこないます。

このとき、「慰謝料を渡して帰ってもらう」「示談に持ち込む」ことを先におこなってはいけません。

まずは保険会社と警察に連絡しましょう。保険金の申請は次のようにしておこないます。

 

あなたのケースはどの保険になる?

まずは状況を確認し、賠償責任が誰にあるのか把握します。賠償責任が自分にない場合は必要に応じて貸主や施工業者に連絡しましょう。

対応 保険 条件
借主(店舗) 賠償責任保険 ・店舗で設置した看板
・元々設置されていた看板で、
 契約書に責任の所在が明記されていない
貸主(建物のオーナー) 施設所有者管理者賠償責任保険 ・建物の貸主が所有している看板
看板の施工業者 請負業者賠償責任保険
生産物賠償責任保険(PL)
・看板の施工不良によって発生した事故

 

賠償責任保険の申請手順

賠償責任が自分にある場合は、次のように対応します。

【1】警察に連絡

事故状況を記録、保存する必要があるため警察に通報し事故処理をおこなってもらいます。

保険会社の審査でも正しく事故処理がおこなわれていないと保険金がおりないことがあるので必ず警察に連絡しましょう。

【2】保険会社に連絡

必ず相手方の救護と謝罪をおこなってから連絡します。

保険会社のホームページなどで電話番号を確認しましょう。

その後は保険会社の指示に従ってください。

【3】必要書類の案内

おもに以下の点について保険会社から案内があります

  • ・事故の状況、損害の確認
  • ・対象となる保険の種類
  • ・保険の対象となる範囲
  • ・必要書類の案内

【4】示談

示談は保険会社によって代行してくれる場合と自分でおこなう場合があります。

自分でおこなう場合は保険会社に賠償責任の考え方や示談の段取りについてアドバイスをもらいましょう。

【5】必要書類の提出

保険会社の指示に従い、必要書類を作成・提出します。

【6】保険金の支払い

契約の内容や対象となる範囲に応じて保険金が支払われます。

 

看板の修理も必要です

看板の落下を長時間放置しておくと業務に大きな支障をきたしますので、看板業者に修理の依頼をおこないます。

看板110番では24時間依頼を受け付けていますので、事故対応の際はご連絡ください。

 

看板の事故を防ぐ何よりの方法は点検

 

 

看板の落下を防ぐには何より定期的な点検が必要です。

見た目は壊れていなくても、内部のねじや電気系統が劣化しているケースもありますので見落とすと事故につながります。

高さ4メートルを超える看板や、屋外広告物許可をとっている看板は更新時に安全点検の義務があります。

対象ではない看板でも定期点検は必ずおこないましょう。

 

以外と早い看板の劣化が事故の原因

看板は、設置したその日から風雨や日光にさらされ、毎日確実に劣化していきます。

見た目は壊れていなくても、ボルトや電気系統といった内部で劣化が進んでいたり、看板の素材がもろくなっていたりします。

劣化が進むと、強風などで負担がかかったときかんたんに壊れてしまうのです。

 

看板の点検は専門の業者に依頼しましょう

部品の劣化の進行度や、電気系統の点検、高所での作業など点検はプロでないと難しい作業です。

かえって事故につながってしまう恐れもありますので、点検は看板110番にご相談ください。

 

まとめ

 

看板の落下などで通行人に被害を与えてしまった場合、看板の設置状況や落下した原因によって誰が賠償責任を負うのか変わってきます。

通行人への謝罪と救護を終えたら警察と保険会社に連絡しましょう。

落下した看板の修復は看板110番にご連絡ください。

24時間年中無休で受け付けていますので今からご依頼いただけます。

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